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歯茎が下がって歯が抜けると心配されている方へ

歯茎が数ミリ下がっただけでも歯が抜けてしまうのではない方心配される方もいらっしゃるようです。

 

すぐには抜けませんが,しっかりとケアをしないと歯周病になって抜けてしまう可能性は高くなります.

 

今回は、歯茎が下がってしまった時に、歯茎を回復させて歯を守る方法のご紹介をいたします.歯ぐきの再生治療と言っております.

 

歯茎が下がるってどういう事ですか?

 

下のお写真は典型的な歯茎の下がってしまったケースです。

歯茎が下がったときの歯科治療とは

歯茎が下がって歯の根っこが露出しています.
歯茎が下がって歯の根っこがろしゅつしています。

よくあるケースですが,歯茎が年々下がってしまってきているというケースです.

 

犬歯の部分で約4ミリ程歯茎が下がってしまっています.歯茎が下がると、歯の根っこの色のちがう部分が露出してしまいます.この部分は歯の根っこの部分で本来は歯茎と顎の骨に支えられている部分です.

 

お写真の状態では歯茎はもちろん、支えていた骨も吸収してなくなってしまっています.歯の根っこの長さは10ミリちょっとですので、さらに歯茎が下がって歯を支えている歯茎や骨が無くなる事は良い事ではありません.歯を将来的に抜く事になるかもしれませんし、可能性が高まります.

 

治療法を教えてください。

 

歯茎を回復する方法に、歯茎の再生治療(結合組織移植術)という方法があります。下のお写真のように、歯茎を回復させる治療法です。

露出した根っこを歯ぐきの再生治療で覆った後の状態
露出した根っこを歯ぐきの再生治療で覆った後の状態

歯茎の再生治療(結合組織移植術)を行う事で、歯茎が回復する場合が有ります。

 

下がってしまった歯茎を回復させる事で、歯の抜かなくてはいけないリスクを軽減させます.

 

 

 

歯茎が下がってしまったときの治療法のページ


本日のブログまとめ

歯茎が数ミリ下がってしまうと、「歯が抜けてしまうのではないか?」と不安に思われる方もいらっしゃいます。

 

実際には、歯茎が数ミリ下がっただけですぐに歯が抜けるわけではありません。ただ、歯茎が下がったまま放置すると、歯の根元が露出して歯周病のリスクが高まり、結果的に歯が抜ける可能性が高くなります。

 

そこで今回は、歯茎が下がってしまった場合に歯茎を元の状態に回復させる方法、「歯茎の再生治療(歯茎再生療法)」についてご紹介します。

 

「歯茎が下がる」とは具体的にどのような状態でしょうか?

 

歯茎が下がるとは、歯の周囲にある歯茎が退縮して、歯の根元部分が露出する状態のことを言います。下がった歯茎の部分は見た目が気になるだけでなく、冷たいものがしみる知覚過敏や虫歯、歯周病のリスクが高くなります。

 

下のお写真は、歯茎が下がった典型的な例です。歯の根元がはっきりと露出してしまい、健康的な見た目から離れてしまっています。

 

 

神田ふくしま歯科では、経験豊富なドクターが無料カウンセリングを行っていますので、歯茎の下がりや再生治療に興味がある方はお気軽にご相談ください。患者様一人ひとりに合わせて最適な治療法をご提案いたします。

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~歯茎の再生治療の注意~

 

歯茎の再生治療は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込)かかります。

 

歯茎が下がって歯の根っ子が露出しているケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。歯周病が進行したケースなど歯を支える骨の吸収したケースでは、歯茎が回復しない場合もあります。

 

 

リスク

 

外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。

 

 

歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。