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歯周病の進行で骨が吸収する場合の痛み

通常歯周病は痛みの無い病気です。歯周病が重度に進行しても普段お痛みを感じる事はありません.ただ、歯周病の急性症状が出る時期にはお痛みが出る場合があります.また、歯周病が進行している場合,歯石を取ったり、歯茎の処置をした時に歯茎が腫れて急性症状が出る場合もあります

 

また、歯周病の急性症状が出る時期には骨の吸収が進みます.

歯の周囲の骨が無い場合

歯周病の歯の痛み
歯周病の歯の痛み

歯周病の治療で歯茎の中の歯石を取った場合,急激に痛くなる事があります。急性歯周膿瘍と言っています。原因は、歯茎が引き締まった時に歯茎の内部の膿が外に出れなくなって歯茎の中に圧が高まり痛みが出てしまいます。

歯茎の中の歯石は取り残さずにしっかりと取る必要があります。そのため,歯周病が進行してしまった場合は、歯周外科と言って写真のように歯茎を切って歯の根っこを見えるような状態にして歯石を取ります。しっかりと見る事によって歯石の取り残しを防ぐ事ができます。

 

しっかりと歯石を取り除く事で、お痛みも無くなります。

 

歯周病で歯が痛い場合、歯茎の内部に歯石がついてしまっている状況になります。歯茎の内部に歯石がたまることで歯の周囲の骨が溶けてしまいます。早急に歯茎の内部の歯石を取り除く必要があります。取り切れない場合は外科的な方法で歯茎の内部の歯石をきれいに取り除きます。しっかりときれいにすることでお痛みが解消します。

 

歯のお痛みに関しましては下記のリンクページに詳しい内容を記載させております。クリックしてご覧ください。


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お問い合わせ

神田ふくしま歯科

東京都千代田区神田鍛冶町3-2-6F

03-3251-3921


~骨の再生治療の注意~

 

骨の再生治療は保険外診療となります。当院では骨の再生治療1回の処置で4~6本の骨の再生治療を行いますが、22万円(税込)かかります。

 

骨の再生治療は、完全に元の骨の状態に戻せるわけではありません。このケースのようにある程度骨の回復をさせたとしても、完全に歯の揺れが止まらない場合は、歯の揺れを止めるために連結固定をします。固定が必要があることが多いです。

 

骨の再生治療は外科処置となります。骨の再生治療後に炎症を起こしたりしないよう、外科治療前にしっかりと歯茎の炎症を取ることが必要になります。また、術後に腫れや痛みが出る可能性があります。


本日のブログまとめ

歯周病という病気は、普段は痛みを感じることがほとんどないため、多くの方がその進行に気付かないまま放置してしまいます。

 

たとえ歯周病が重度まで進行していても、日常的に強い痛みを感じることはほとんどありません。しかし、歯周病には「急性症状」と呼ばれる一時的に症状が悪化する時期があり、この時期には痛みや腫れなどの強い症状が現れることがあります。

 

また、歯周病が進行した状態で歯医者さんで歯石を取ったり、歯茎の治療を受けたりすると、それが刺激となって一時的に歯茎が腫れたり痛みが出たりすることもあります。

 

さらに、こうした歯周病の急性症状が現れている期間には、歯を支えている骨が急激に溶ける「骨吸収」が進行してしまいます。骨が溶けることで歯を支える力が弱まり、結果として歯がグラグラしてしまったり、最終的に歯が抜け落ちてしまうことにもつながります。

 

 

痛みが無いからといって安心せず、定期的に歯科医院で検診を受けて歯周病の進行を予防することが大切です。神田ふくしま歯科では経験豊富なドクターが無料でカウンセリングを行い、あなたのお口の状態を丁寧にチェックしています。少しでも不安があれば、お気軽にご相談ください。

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