八重歯は歯周病にかかりやすい事が知られています.
単に磨きにくいから歯茎が腫れてしまい歯周病になってしまうと言う事です.どうして磨きにくいのかというと、八重歯の裏側が隣の歯と重なってしまっていて歯ブラシが届かない部分になります.フロスなどでもよく磨けない場合も多いようです.
歯科治療に不信感やトラブルをお持ちの方は、セカンドオピニオンを通院されているところとは別の病院に行かれる場合がありますが、セカンドオピニオン自体があまり効果がないために、別の病院に転院されることが多いようです。
セカンドオピニオンでは自分が治療をすることが前提となっていないこともあり、単なる状況の説明に近いこともあるようです。
歯茎が下がってしまって歯が長くなる方が年々増えています。特に前歯が長くなってしまうと見た目も悪くなってしまいます。
歯茎が下がって長くなってしまった歯を短くする歯科治療をご存知でしょうか?
歯茎の再生治療と言っておりますが、あまり知られていない歯科治療法です
歯テレビなどで外科の先生がオペの時に拡大鏡を使用しているのを見た事がある方もいらっしゃると思いますが,歯科治療は身体の多くの部分より細かい部分を見る必要がある場合が多いため,拡大鏡を使用しております.
歯周病が進行してしまって、処置ができないので抜くまで使いましょうと歯医者で説明される場合、歯周病で骨が吸収しています。
ただ、病院によっては、骨を回復させる骨の再生治療を行っていないために歯を抜くという判断をしているかもしれません。骨の再生治療で残すことができる場合があります。
歯周病が進行すると歯の周囲を支える骨が吸収します。歯を支える骨が少なくなると歯が揺れてしまいます。歯が揺れていると、食生活に支障が出てしまいます。
たとえば、贅沢をしてお寿司屋さんに行ってもおいしそうに見えるアワビや赤貝など貝類を噛みつぶせないので頭の中で想像した味を味わえなくなってしまいます。生姜焼きなどもかみしめられないと噛んでしみだしてくる味わいを感じれないということがあります。歯が揺れることは、食べものを味わう楽しみが減ってしまうことになります。
しっかりと食生活を将来的にも楽しむために、骨が吸収してしまった場合は骨を再生させ回復する治療を行う事をお勧めしております。
歯科治療では歯周病治療を行うために歯に付着した歯石をお取りします。歯周病の治療のための歯石とりは、細菌を除去するために必要な治療となります。
歯科治療では歯石を取るために超音波の装置を使って歯石を取ります。超音波を使用する事で強固にこびりついた歯石を歯にダメージを少なく取り除く事ができます.歯茎の内部の歯の根っこに付着した歯石は一部歯の根っこに入り込んでしまう事が知られています。こう言ったこびりついた歯石をしっかりと取るために超音波の装置は有効です。
超音波スケーラーでは、歯石を取ると同時に消毒液が出て歯の根っこにかけますので、歯周ポケット内の細菌の除去にも有効です。
歯を抜いた直後はガーゼなどを噛んで頂いて、出血が落ち着いた段階でガーゼを取って頂いております.
ガーゼを取った後、歯を抜いた所からの出血はにじむように出てきます。2〜3日は少し血の味がするかと思いますが,問題はありません。心配して歯茎を触ったりするとよけいに出血しますので、触らずに放置しておいてください。
また、固いものは1ヶ月程食べないように下法が良いでしょう.おせんべいや唐揚げなど固いものを噛んだ時に血管が切れて出血してしまう事もあります.血管が切れると血を止める事がむずかしくなります.
血の固まりを安定させることで顎の骨が再生されていきますので、強くうがいをしたり、ようじでさわったりしないようにしてください。
不用意に触ると感染の危険もありますし、骨の出来が悪くなってしまうことも考えられます。
放置しておく事で,歯茎の中から顎の骨が再生されてきます。穴は数ヶ月すると塞がりますので心配ないです。
歯ブラシで歯茎をこすりすぎたりすると歯茎が退縮してしまう事があります.歯茎が退縮してしまう原因はいろいろありますが,歯茎を回復させる事が出来る場合があります.
歯茎が退縮した場合に回復させる方法に歯ぐきの再生治療があります.歯ぐきの再生治療は外科的な処置ですが,親知らずを抜く場合などに比べてお痛みや腫れの少ない手術です.歯茎が退縮して気にさせれている方はご相談ください.
通常歯周病は痛みの無い病気です。歯周病が重度に進行しても普段お痛みを感じる事はありません.ただ、歯周病の急性症状が出る時期にはお痛みが出る場合があります.また、歯周病が進行している場合,歯石を取ったり、歯茎の処置をした時に歯茎が腫れて急性症状が出る場合もあります
また、歯周病の急性症状が出る時期には骨の吸収が進みます